生活習慣病体質 |
「生活習慣病体質」は「慢性酸性中毒体質」です |
慢性酸性中毒体質とは、血液・筋肉・内臓などが、
食習慣やストレス、加齢によって徐々に酸化していく
状態のことをいいます。
このような体質は、中医学では
陰虚内熱(いんきょないねつ)といい、
以下の3段階で進行します。
第1段階 酸性体質初期 |
疲れやすい、身体がだるい、便秘、下痢、午後の微熱、
めまい、頭痛、胸やけ、花粉症などのアレルギー、
消化不良、冷え性、低体温、うつ気味、精神不安、
睡眠障害など
第2段階 進行炎症期 |
胃炎・胃潰瘍・慢性関節炎・アトピー性皮膚炎、喘息、
慢性気管支炎、鼻炎、糖尿病、高血圧、肝炎、腎炎、
結石、痛風、子宮筋腫、卵巣嚢腫、貧血など
第3段階 細胞組織の変異期 |
癌等の各種腫瘍、心筋梗塞、脳梗塞、腎不全、
その他内臓組織変性による機能不全
糖類・たんぱく質・脂肪の取り過ぎは、体内を酸性化します。体内をアルカリ性に維持するためには 酸性食品の摂取を控え、 アルカリ性食品の摂取を心がけましょう。 |
酸性(熱邪) | 中性 | アルカリ性(陰陽調和) | ||||||
← 7.35 | 血液PH | 7.45 → | ||||||
卵 マヨネーズ かずのこ かに たこ えび 肉加工品 魚加工品 | 牛肉 豚肉 鶏肉 刺身 うなぎ ウイスキー 日本酒 | チーズ 砂糖 ビール ワイン コーヒー たばこ 蜂蜜 チョコ レート コーラ | フランスパン パスタ (デュラム小麦粉) そば粉 | 豆腐 豆乳 豆類 しいたけ きゅうり ジャガイモ トマト とうもろこし ブロッコ リー 緑茶 | 人参 なす バナナ キャベツ 大根 高野豆腐 ごま りんご いちじく | 海藻類 ほうれん草 玄米 黒豆 小豆 レモン | ||
酸性体質 | 中庸 | 健康体質 | ||||||
上半身の熱 下半身の冷え 中央(胃腸)虚弱 | 上半身爽快 下半身温暖、充実 中央(胃腸)健全 |
血液が酸性値(PH7.35)に近づくと、体内が酸化し細胞の変異を起こしやすくなります。 以下は体内組織のPH値です。 |
胆汁 | 細胞内液 | すい臓 | 大腸液 | 十二指腸 | 精液 | 子宮液 |
ph7.4 | ph7.6-8.0 | ph7.8-8.4 | ph8.4 | ph8.0-8.5 | ph8.9-9.5 | ph8.0-8.8 |
体質改善の流れ 1→2→3 |
1 正気回復期 |
「生命エネルギー」のことです。
中医学では病気の原因を正気不足と捉えます。
推拿療法や漢方、食習慣の改善により正気を回復させます。
2 自浄効果期(好転反応) |
長い間蓄積された老廃物が体外に排出されます。
一般的な好転反応は、発熱、頭痛、咳、痰、鼻炎、
めまい、だるさ、眠気、胃のもたれ、吐き気、下痢、
便秘、湿疹などです。
3 安定期 |
心身の健康を迎えます。